彪さんの蘇州紀行-1-(2)
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平成19年9月13日
今日は 蘇州大学での中国国際繊維会議のカンファレンスに参加します。
と言っても講演を聴講するだけなのですが・・ 彪さんはまったくの門外漢。
そのうえに・・実は 彪さんはこれまで学術会議なるところに参加したのはたったの一回しかありませんでした。それも国内学会で日本語で15分間の発表をしただけです。英語での講演を聴くなどと言うことは・・・・





まず 気持ちを落ち着けて・・・
竹輝飯店の中庭を見てみます。

  屋根の反り上がった亭が見え、噴水も上がっています。
不思議なことに この反り上がった屋根を見ると なんとなく落ち着いて来ました。
日本でこんな屋根を見たら大きな違和感を感じるのですが、ここではそうは感じずにむしろ安らぐのだから不思議です。


さて 国際繊維会議の様子を見てみましょう。

蘇州大学のキャンパスです
落ち着いた雰囲気が漂っています。

校舎は赤れんがの美しい佇まいです。ちょっとヨーロッパの様にも思えますが、でもどこか違っています。殊に右側の建物の屋根が東洋の香りを残しているような・・・


中国国際繊維会議は今年で第6回になるのですね。とても盛会でした。
中国は勿論、日本やインドそれにイギリスからの参加もあって、活発で意欲的な発表が行われていました。

開会のセレモニーです。
各国の代表的研究者が並んでいます。




発表はもちろん英語。
感心したのは聴講している学生たちの英語。流暢な英語です。
もちろん中国で大学生ともなれば
将来を担う超エリート達ですから当たり前のことでしょうが、
「そうか さすが科挙の国なのだなぁ」 という思いがしました。



”絹工業の新しいテクノロジー” と題したこのスライドには
・高品質、    
・高効率、    
・低コスト、    
・蚕の総合的な活用    
と書かれています。
信州大学からは ”蚕の総合的な活用” の一貫として
「繊維工学の諸研究がもたらす革新的な発展」 の展望が発表され、また
「日本が卓越した研究者たちを育成して行く国際センターの役割を意欲的に担って行こうとしている」 ことも紹介されました。
ポスター発表をした善くんと朝ちゃんです





夜は歓迎レセプション



安徽省農業科学院からは
范先生、尹さん、肖さん、鮑さんなどが
そして合肥工業大学の魏先生も参加して見えます。

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