彪さんの安徽省紀行-3-(2)
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平成19年9月10日 合肥から南へ向かって移動です。
今回は宏村を訪ねることになりました。今夜は黄山のふもとで宿をとります。
う〜〜ん 黄山にも登ってもう一度あの絶景を楽しみたいけどなぁ〜!
でも宏村も魅力があるから是非尋ねたいねぇ!!


朝 新感覚大飯店を出発。
今年は少しうす曇りの中を2003年の黄山旅行とは違った経路で黄山に向かいます。

車窓からは山肌の白く禿上がった山があちこちに見えてきました。中には淡い灰色の肌の山もありますが、何かをベッタリと張り付けてあるようです。
今回の中国訪問で連日付き添っていただくことになった肖さんが「あれは紙を干しているの」と教えてくれました。なんとここは宣城といって中国画仙紙の最高級といわれる宣紙の里だったのです。
それにしても野天で雨ざらしにもなるだろうに! 驚き!!
途中でみた不思議な八角の塔。
詳しいことはわかりませんがかなり昔のものです。
最上部の屋根には木が生い茂っています。


この他に・・・写真はありませんが・・・
車窓からは水面に格子状に点々と小さな”浮き”が並んだ池をたくさん見ました。
「あれは珍珠の養殖」とのこと。
中国では真珠を”珍珠”って言うんですね。
しかも淡水で育てているのでした。
これにもびっくり!!





こんなに美しい風景も高速で走る車の窓から楽しむことが出来ました。



黄山温泉に着きました。
これが今回の御一行様
范涛先生、肖林珍さん、通訳の汪瑾怡さん、そしてカメラを構えているのは沈光新さんです。
汪ちゃんは日本語学科の3年生。昨日の学術講演会からず〜っと一緒してくれています。
一つ一つ言葉を探しながら、一所懸命に話してくれました。
先年の柴さんと言い今回の汪さんと言いこれから日中の架け橋になってくれる人が居ることは嬉しいことです。
多少は日本語実習の役に立てたかな?


ところで、少し様子が変わりました。北京五輪に向けた改新なのでしょうか??

2003年に撮った下の写真と比べると・・
ちょっと改悪してしまったように思えるのですが・・・




う〜ん やはりこの方がいい雰囲気です。
外国人として持つ古い国中国というイメージからは、しかもその文化を沢山輸入して来た日本人の感覚としては変えてほしくなかったなぁ


さて、宿は黄山工人療養院。前回も泊まりました。
観光客向けではないのでかえって落ち着くことができて良い宿です。


そして土地の食材をたっぷり使った晩餐。
おいしく頂きました。



また食べて・・・



食べて・・・笑って・・

スライドショウ→ ”写真集(黄山温泉)”

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