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平成19年9月11日 午後は宏村から径川へ移動です。途中 2つの名所を訪ねました。 |
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初めに着いたたのは ここ 棠越牌坊群とあります。 江澤民の署名が入っています。 長さ80mほどですが大通りになっていて両側にお店が並んでいます。 |
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大通りを抜けると広大な広場に出ました。 立派な建物と沢山の石造りの門のようなものがあります。 |
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大きな町の入り口などいろいろなところで見かけますが これは”牌楼”と言うものだそうです。 黄山温泉の入り口にも立派な”牌楼”が立っていました。 |
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”牌楼” 街の重要な地点や名勝の地などに建てられる装飾用または祝賀、記念用の屋根付きのアーチ型の建造物 中日辞典には このように説明されていました。 |
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この牌楼群はそれぞれ後世に偉業として伝えるべきエピソードを称えて建てられたものだそうです。 中央には 親に考を尽くした人、社会事業に貢献した人などの名が刻まれています。 ひとりひとりのエピソードを詳しく教えてもらうと、きっとよい指針になると思ったのですが、その時間がないのがちょっと残念でした。 |
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あの立派な建物はこの地を治めてた 鮑一族の霊所だそうです。背後には歴代の位牌が並んでいました。 敦本堂と名づけられており 「善を楽しみ施を好む」 と読むのでしょうか、 一族の理念が掲げてあります。 |
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そして 両側の壁には この四文字が大書されています。 何時も身近に眺めることによって 知らず知らずのうちにこれらの徳が身に付くのでしょうね。 |
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この四文字は先年訪れた西悌で学問所だったと思いますが壁に大書されているのを見ました。 一度はゆっくりと味わい咀嚼しておこうとと思います。 |
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さて、大通りに戻ってきました。文房四宝が並んでいます。 ついつい安くて良いものがないかと覗き込みたくなります。 |
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でも要注意、ボラれたり、偽物をつかまされたりすることがあるそうです。 | ||
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牌楼群を後にして次に来たのは 不思議な石窟です。 その名も”花山謎窟”となっています。 |
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日本語の説明がありました。 つい近年に発見された石窟だそうで、すべて人力で掘ってできたものであって、小高い丘のあちこちにいくつか見つかったそうです。 これはその2号窟の紹介。 何時のころ、誰が何のために掘ったのか、掘り出した石材はどこに使ったのか、なぜ古文書に残されていないのか、さっぱりわからない謎だそうです。 |
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2号石窟の入り口です。虎が大きく口を開いたように丘の中腹に開いています。 奥行き146m、広さ4800平方メートル、中からは6万立法メートルの石材が運び出されている とのこと。 |
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中はまるで大きなお屋敷。 太い石柱で天井を支え、洞中洞や廊中廊があり、 水くみ場や炊事場もあります。 |
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太い柱が洞内の水に影を映しています。 ガイドさんが「不思議でしょ、音が全く反響していませんよ」と説明してくれました。 本当にそのとおりです。説明を聞くまで全く気がつきませんでした。反響するのが当たり前のはずなのに・・・ 「壁ついている規則正しい縞模様のノミ跡が音の反射を防いでいるのです。」とのこと。 謎と驚きがはますます深まりました。 |
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2号窟から出て正面の山肌を見ると・・・ ”神工鬼斧” ”天下奇観千古之謎” とあります。 うんうん と頷くばかりでした。 |
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牌楼群、謎窟をまわって径川にやってきました。 ここでは范先生の学友などが集まっての大晩餐会となりました。 |
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その皆さんの賑やかなこと賑やかなこと!! 50度はあろうかという白酒をがぶがぶ飲んで・・・ |
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キャッキャ キャッキャと大騒ぎ。 とにかく楽しい宴会になりました。 お酒の飲めない彪さんです。飲める人が羨ましいですね〜 |
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![]() 実はこれが今回の安徽省訪問最後の夜でした。 |
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安徽省 最後の宿は径川賓館。 なかなか立派なホテルです。 |
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明12日は肖さんの案内、沈さんの運転で 蘇州まで移動します。 蘇州では国際蚕糸学会のカンファレンスを覗いて・・・ 安徽省訪問は 今回も楽しく終わりました。 |
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