彪さんの蘇州紀行-1-(6)
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9月14日 蘇州運河めぐり、虎丘、寒山寺とまわって、午後は拙政園を見ることになっています。

蘇州の名園は古典園林として世界遺産になっています。拙政園もその一つ。
明代の高官の屋敷で池泉回遊式の庭園だそうです。

でもその前に まず お昼をいただきました。


中国料理はいつ食べてもおいしいです。・・・辛くなければですが。
みなさん盛んに手をのばしていますね。
負けてはならぬ!・・とカメラを置くことにしました。


おっと カメラカメラ!
琵琶を持った姑娘が来てくれました。

食事をしたのはこの建物の3階のレストラン
この建物 実はシルク研究所。
2階が販売のフロアー、そして 1階は糸紡ぎの実演フロアーでした。

繭を数個集めて1本の糸を紡いでいます。
むかしおおばばさまが庭先に鍋を置いて紡いでたのを思い出しました。

これは大きな繭をひらいて真綿にしているところ。
2匹の蚕を一緒にして一つの繭を作らせるんだって。
そうすると互いに吐く糸がからみあってしまうので、
長い一本の糸には出来ないのだと!


だから こんなに引っ張って伸ばしても切れない
・・真綿になるのですと。
拙政園 に来ました。

5万平方メートルの広大な庭園です。
その1/3が池になっているのですね。





中国私家園林経典・拙政園 と書かれています。

池には蓮が植わっています。
そして あの反り上がった屋根の亭があります。
どうやらこのそり上がった屋根は明時代以降の建物に多いようです。


池のほとりには幾つもの亭があります。
その一つ、庭園のほぼ中央 周りを水に囲まれた亭。
蓮の上を渡って来る風を楽しむと言うことで
荷風四面亭 と言うそうです。



スライドショウにしました。
”写真集(蘇州拙政園)”
こちらは大きな建物から突き出した回廊のさきにある亭

蓮池をとりまくように回廊が続いています。
柳の葉が垂れて涼やかです

今回の蘇州はここまで。
蘇州市内ツアーから戻って中国国際繊維会議のクロージングセレモニーに出て、今回の中国訪問は終わりました。
あくる9月15日蘇州竹輝飯店から上海浦東空港まで 肖さんと沈さんがいつものワゴン車で送って下さいました。
また今回も安徽省農業研究院の方々のお世話になりっぱなしの中国旅行でした。謝謝!!

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