25.
嘯月
(しょうげつ)

平成22年庚寅となりました。虎には月が良く合いますね。
月下虎嘯(げっかこしょう)”と題し、「月を背にして吼える虎の画」 をよく見かけます。彪さんお好みのモチーフの一つですが・・・。
嘯月” の方がより一層の’彪さん好み’です。

嘯月」 月に嘯(うそぶ)く  のですから 虎は月に向かって咆哮一声しています。
その気宇の高さは他を寄せ付けません。
そして、その姿を見たものはその姿を自らの姿として写し取る事が出来ます。
自らが虎となって月に向かって吼える姿を想像してみてください。
如何ですか?
月を背にした虎では 彪さんは虎の恐ろしさと対面することにはなっても 虎の気宇を我が心中に定着することができません。

さて、気宇の高さと言えば まず思い起こすのが 今年のNHK大河ドラマ 坂本龍馬 です。
高知の桂浜には 太平洋の遥か彼方を見つめる龍馬の銅像が立っています。
吼えてはいませんが右腕を懐に口を一文字に結んで、気宇の高さが滲み出ています。
正に嘯月の姿ではありませんか!!
現在のこの荒んだ世の中に最も望まれる人材でしょう。

翻って・・・彪さんはもとよりそのような気宇は持ち合わせておりません.
しかし 心の中には嘯月の一語を置いておきたいと思っています。

・・・・・平成22年1月3日